【活用事例】札幌白ゆり幼稚園様のホームページに圧倒的なアクセスが集まるヒミツ

2017年5月、北海道札幌市の札幌白ゆり幼稚園様のホームページをパステルブログで制作させていただきました。

ホームページの公開後、『未来』という在園児の保護者向けのブログ記事をコンスタントに更新。また、「すべてのページを先生が編集することができる」というパステルブログの特性を活かしてページの情報を最新の状態に保ったり、未就園児教室の情報を発信してホームページ内のお問い合わせフォームにて、その受付をするなど最大限にホームページを活かす運用をされてきました。

その効果はアクセス数やお申込み数に顕著に現れました。PV数はわずか1年半で1,200,000PVを達成。お問い合わせフォームの送信件数は1,800件を超えました。

この数値は幼稚園のホームページでは異例のもので、制作を担当したデザイナーも想定していた効果の数倍以上!と目を見開いていましたので、ぜひ、どんな運用方法をされているのかインタビューをさせていただきたいと打診したところ、快諾していただけました!

札幌白ゆり幼稚園様の取り組み

ホームページでは未就園児親子体操教室「ひよこくらぶ」についての情報発信や申し込みの受付、在園児保護者限定のブログ「未来」・一般公開の園長先生ブログ「笑顔」など、保護者の方に向けた情報発信を積極的に行っています。
札幌白ゆり幼稚園様の特徴として、高頻度の更新と、先生方の飾らない言葉で綴られた文章が、親近感や安心感を感じさせてくれます。

目次

インタビュー

自然体の園児たちの表情を撮りたいと心がけてる

弊社スタッフ:ホームページの更新を拝見しておりますと、園児たちの表情がとても豊かな、非常に印象的な写真がトップ画面に載されています。どなたが撮影されているのでしょうか?

園長先生:私が撮影していますが、特にカメラが趣味というわけでもなく、技術を学んだこともありません。 ただ、なるべく自然体の園児たちの表情を撮りたいと心がけていて、よくカメラを持って園内を回っています。 例えば、そーっとクラスの中に忍び込んでいって、先生が何か仕掛けるタイミングを見計らって園児たちに焦点を合せておき、反応があった瞬間にシャッターを押す。 そういった要領はよく心得ていると思います。

ICT化による「働き方改革」の目的

弊社スタッフ:ホームページに関わるような事で、何か園業務の中で課題はございましたでしょうか?

園長先生:担任と保護者との連絡手段が連絡帳や電話など、アナログ的な方法だけで、職員の業務負荷のひとつともなっていました。 個別の連絡事項は電話としつつ、クラスや園の全体的な連絡事項はICT化によるデジタル的な発信に移行して、この業務負荷を減らしたいという、「働き方改革」の目的がありました。 担任にはブログ機能を使って、各クラスの毎日の様子を投稿してもらうようにしました。

実は、公開からしばらくは職員が戸惑っていた

弊社スタッフ:実際に業務の負荷は減らせたのでしょうか?

園長先生:実は、公開からしばらくは、慣れないホームページの更新という作業に職員が戸惑い、逆に負荷かかかってしまったという状況でした。 投稿する内容に偏りが無いように、園児たちが均等に写っている写真を選ぶように、園児個々の状況は書かないようにと、必要以上に掲載する内容について悩んでいました。 「働き方改革」といっても、当時は少々現場が混乱していましたね。

弊社スタッフ:その後、運用方法を変えられたのですか?

園長先生:クラス毎の発信(投稿)は週に1回として、また内容については担任に一任しているので、自由に書いてもらっていいとしています。 その週のトピックス的、日常的な話題であってもほっこりするような出来事、自由遊び、設定保育、何でもいいとしています。 再び投稿内容に悩むことがないよう、「これ以上は書かない」というルールも必要かと思っていますが。 そうった運用方法に変えたことにより、徐々に連絡事項のデジタル的な発信、という当初の目的が形になってきました。

▲在園児向けのブログ記事。クラスごとに同じ日に更新されています

「我が子の成長につながった」という理解につながっている

弊社スタッフ:どのような投稿内容が保護者からは喜ばれていますか?

園長先生:やはり我が子の成長がみられるような内容が一番だと思いますが、園全体の発信につきましても、「こういう活動をしているから自分の子のこういう成長につながったんだな」という理解につながっているようです。

事務作業低減において大きな効果がありました。

弊社スタッフ:保護者以外にも、サイトの閲覧者に対して何か発信されていますか?

園長先生:未就園児教室の案内をして、またホームページから参加申込みの予約を受け付けています。 申込みをホームページ(メールにて受信)にて受け付けるようにしたのは、事務作業低減において大きな効果がありました。 これまで電話で受け付けて職員がリストに手入力していましたが、 住所や氏名を応募者のほうで入力してもらえることになりましたので、間違いもなく、またデータベース化も簡単にできるようになりました。 体験後のフォローも、これまでのダイレクト・メールの発送からメール発信に切り替えました。

▲業務改善に役立ったお問い合わせフォーム

在園の保護者とのつながり、パイプが太くなりました。

弊社スタッフ:最後に、ホームページをリニューアルしたことで大きく変わったことを一つあげて頂くとすると、何だったでしょうか?

園長先生:在園の保護者とのつながり、パイプが太くなりました。担任が発信するクラス毎のお知らせ投稿だけでなく、園長ブログも日々更新していて、園の日々の様子をご理解頂けるようになったことが大きな要因だと思います。 園の様子の詳細写真は、パスワードをかけた保護者専用のページに保存しているので、安心して子どもたちの表情を見て頂くことができますし、 またそのようにしてセキュリティにも配慮している姿勢も評価して頂いてます。 これからもホームページの機能をうまく使って、情報発信を続けていきたいと思います。

まとめ

インタビューにご協力いただいた園長先生ありがとうございました。 ホームページは「更新頻度」と「ユーザー(見に来た人)にとって価値のあるコンテンツ」かどうかが非常に重要視されます。

札幌白ゆり幼稚園様もはじめは慣れないホームページ更新をほぼ毎日のように行っていたことで、職員の皆さんも戸惑ってしまったとのことでしたが、記事を書く際のルール作りをし、更新を週1回と決めたことで、保護者が求めている内容の記事をほどよい更新頻度で発信することができるようになり、それがホームページのファンを作ることにつながったのだと感じます。

その園にあった運用方法を模索することで、ホームページは想像以上の効果を発揮することがあるということを改めて実感しました。

札幌白ゆり幼稚園様のようなホームページを制作したい。
運用方法について相談したいという方はお気軽にご連絡ください

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下記のフォームに必要事項を記入の上、送信してください。(※は必須項目です)
2〜3営業日以内に、担当よりご連絡させていただきます。

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この記事を書いた人

山本 大気のアバター 山本 大気 デザイナー

日々、園のホームページデザインをしています。これまでに携わったホームページは90以上。
根拠に基づいたホームページ改善が得意です。

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